お盆の由来

forest_32004-07-11

ここ何日かにわか雨が降ったりと変わりやすい天気が続いていましたが、九州も梅雨明けしこれからが本格的な夏ですね☆(^o^)丿
7月に入り関東地方ではそろそろ お盆の時期ということで、今回は お盆について簡単に紹介したいと思います♪(^.^)

お盆とは皆さんご存知のように、祖先に感謝したり先祖の霊があの世からか帰ってきて家族や親戚とみんなで楽しい時を過ごし、そしてまたあの世に帰っていくという日本古来の信仰にづく行事です。
正式名称は仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を略したもので語源はインドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字で音写したものです。転じて逆さまに吊り下げられているような苦しみにあっている人を救うという意味や、地獄の責め苦から救うという意味もあり餓鬼に堕ちて苦しんでいる弟子の母をお釈迦様が供養して救うことができたという故事がはじまりとされています。

お盆は旧暦の7月13日〜16日ですが月遅れお盆といって、1ヵ月遅れの8月13日〜16日にするところもあります。関東方面(東京、静岡、名古屋)は7月にその他(函館、熊本は除く)は月遅れ盆です。

お盆には迎え火をしたり盆棚や仏壇のおかざりやお供えをしたりお墓参りに行ったりしますが、離れていて供養できない方もお部屋の中に盆棚に見立てたものをつくってみたらいかがでしょうか?キキョウや萩、ホオズキなどのお盆につきもののの花や、祖先の霊が乗るといわれるきゅうりやナスに串であしをつけてつくった馬や牛や祖先の好きだった物を飾りましょう!そして、毎日お水を供え線香もたき離れている祖先の霊に手をあわせましょう。お墓参りになかなかいけない方にも日頃の感謝の気持ちを伝えるのにいいと思いますよ♪

ちなみに、きゅうりとナスの牛や馬は一刻も早くこの世に帰り、ナスときゅうりの牛や馬に乗ってあの世に戻っていくようにと願いをこめたものといわれているそうです。とても良い意味がこめられていますよね♪7、8月のお盆!ご先祖様に感謝し楽しく良いお盆を過ごしたいですね☆(^○^)これからまた暑くなりますが皆様も夏バテなど体に気をつけましょう。


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